渡邉和男教授等とメキシコ研究者の共同研究成果がScientific Reportsに発表されました。
ハヤトウリは、メキシコから中米にかけてが原産のウリ科の作物です。日本でも沖縄、宮崎、鹿児島、千葉、茨城県などで生産されていますが、その利用の知見は未解明なところが多く残っています。
本論文は、ハヤトウリの品種多様性と健康促進効果に関係し、形態、2次代謝成分、その細胞系機能評価と遺伝的多様性の異質メタデータによる統合解析を行ったものです。品種の多様性の開拓による機能性効果が認められ、今後の利用推進や品種改良などの基礎になります。
本研究は、2012年-2018年にメキシコ国立遺伝資源銀行(CNRG)と実施したSATREPS事業の自走としての成果です。研究成果は、メキシコと日本の研究者が中心に作ったハヤトウリ振興のためのメキシコNGOのGISeMにより、地元に還元され、地域振興へも対処しています。
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