形質転換植物デザイン研究拠点の実施体制をより効率的で機動的な運営体制を実現するため、令和7年4月1日より体制を変更し5つの部門を設置しました。
(1)基礎技術研究グループ

グループ長:壽崎 拓哉
- 植物の形態や環境応答制御および植物-微生物相互作用等に関わる実用遺伝子探索
- 植物における機能物質生産に関わる有用遺伝子探索
- 植物内にてタンパク質の大量発現とその精製
(2)次世代育種技術開発利用研究グループ

グループ長:野中 聡子
- 植物への効率的・効果的な遺伝子導入技術・発現制御技術の開発
- ゲノム編集技術を含む新しい植物育種技術の開発
- 有用物質を蓄積する作物新品種の作出と安全性・特性評価
- 収量性、耐病性、栽培・加工適性等に関連した高付加価値形質を有する作物新品種の作出
(3)特性評価・生物多様性影響評価研究グループ

グループ長:小口 太一
- 特定網室や隔離ほ場における遺伝子組換え植物の栽培・管理手法の事例構築
- 屋外植栽を念頭に置いた遺伝子組換え植物の栽培・管理手法の事例構築
- 生物多様性影響評価の新規応用開拓、簡素化など技術開発
- 4.生物多様性影響評価について形質転換植物評価技術および管理技術の基盤確立に関する研究
- 5.導入遺伝子の環境拡散リスク評価、拡散防止技術の開発に関する研究
(4)バイオリソース活用研究グループ

グループ長:福田 直也
- マイクロトム変異体を活用したゲノミクス・分子遺伝学的研究
- 逆遺伝学的手法によるマイクロトム変異体の選抜
- マイクロトムを含むトマトバイオリソースを活用した組換え体・ゲノム編集系統の作出
- モデル作物の新規リソースの研究基盤整備
(5)その他

- 形質転換技術を含むバイオテクノロジー植物のデザインに関わるその他の研究テーマに関する共同利用・共同研究。