研究室基本情報 | |
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スタッフ名 | 三浦 謙治 教授、Abdelaziz Ramadan 助教 |
研究分野 | 植物分子生物学 |
研究テーマ |
1.植物における低温シグナル伝達機構の解明 2.花粉アレルゲンの作製及び精製方法の確立 |
研究のキーワード | 環境ストレス応答、低温シグナリング、花粉アレルゲン |
研究室URL | https://sites.google.com/view/tsukubapmcb |
研究室TEL | 029-853-6401 |
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研究紹介
1. 植物における低温シグナル伝達機構の解明 (図)
植物は様々な環境ストレスを受けており、低温、乾燥、塩によって全収量の約5割が損害を被っています。当研究室ではこのうち低温ストレス応答に必要なシグナル伝達の解明を行っています。そのシグナリングの中でも重要な転写因子ICE1の相互作用因子(MYC型転写因子、キナーゼ、カルモジュリン様タンパク質)を明らかにしました。これらの因子がどのように低温シグナルの調節に関わるか、また低温センサーの分子機構は何かを中心に研究を行っています。
2. 花粉アレルゲンの作製及び精製方法の確立 (医学等との共同研究)
花粉症の根治治療として、舌下減感療法が注目されています。ただ、現状ではアレルゲンとして花粉エキスを用いており、花粉の採取等に非常な労力が必要となります。本研究では、このアレルゲンを他の植物を用いることで簡便、大量に調製することを目的としています。