形質転換植物に関する基盤研究から情報発信に至る一連の研究を推進する6つの部門を設置しました。
(1)基礎技術研究グループ
グループ長:柴 博史
- 植物の形態や環境応答制御および植物-微生物相互作用等に関わる実用遺伝子探索
- 植物における機能物質生産に関わる有用遺伝子探索
- 植物内にてタンパク質の大量発現とその精製
(2)実験植物系統基盤研究グループ
グループ長:江面 浩
- モデル作物遺伝資源を利用した作物重要形質の解析
- モデル作物遺伝資源を利用するためのツール開発
- モデル作物の新規リソースの開発
(3)ゲノム編集・形質転換技術利用研究グループ
グループ長:松倉 千昭
- 植物への効率的・効果的な遺伝子導入技術・発現制御技術の開発
- 有用物質を蓄積する作物新品種の作出と安全性・特性評価
- 収量性、耐病性、栽培・加工適性等に関連した高付加価値形質を有する作物新品種の作出
(4)生物多様性影響評価・リスク管理研究グループ
グループ長:菊池 彰
- 特定網室や隔離ほ場における遺伝子組換え植物の栽培・管理手法の事例構築
- 屋外植栽を念頭に置いた遺伝子組換え植物の栽培・管理手法の事例構築
- 生物多様性影響評価の新規応用開拓、簡素化など技術開発
- 4.生物多様性影響評価について形質転換植物評価技術および管理技術の基盤確立に関する研究
- 5.導入遺伝子の環境拡散リスク評価、拡散防止技術の開発に関する研究
(5)産学連携実用化評価グループ
グループ長:江面 浩
- ゲノム編集技術を含む新しい植物育種技術を利用した品種開発
- フィールドを利用した高生産・高付加価値化を実現する栽培・生産技術の確立
- ゲノム編集作物等の社会実装に向けた社会受容研究
(6)ELSI・理解増進グループ
グループ長:渡邉 和男
- 遺伝子組換え植物の環境影響評価に関する国際比較と情報発信
- 遺伝子組換え植物由来食品の安全性評価に関する新しい評価概念・手法の開発
- バイオテクノロジー由来植物の社会受容促進に向けた効果的手法の開発と実践
- 4.遺伝資源の取得と管理についての研究
- 5.中学・高等学校等におけるバイオテクノロジーリテラシー教育のための教材開発と実践