研修会・講習会

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令和元年度筑波大学公開講座「教員のための遺伝子組換え実験教育研修会」

1.主  催
筑波大学 つくば機能植物イノベーション研究センター(遺伝子実験センター)

2.目  的
科学的に正確な知識を学び、国際的観点で科学技術と社会関係を自ら考える科学リテラシーの教授は、技術立国日本の次世代教育に重要です。本講座は、中学・高等学校で実施可能な「教育目的遺伝子組換え実験」を教授できる教員の育成を中心として、遺伝子組換え・ゲノム編集技術への理解を深め、教授法等を学ぶことを目標とします。

3.実施期日  
令和元年12月14日(土)~ 12月15日(日)

4.学習内容  
「教育目的遺伝子組換え実験」を中等教育現場において実施できるように長年活動を続けてきた専門家が一堂に会して行う教育研修会です。豊かな経験に基づいた講義と共に、教育現場で活かせる実践的な実習を行い、遺伝子組換え実験を教授できる教員の育成等を目指します。講義では、遺伝子組換えの法律から、遺伝子組換え実験の原理と社会受容、実習の詳細な解説と現場における注意事項までを詳細に学習します。実習では、「教育目的遺伝子組換え実験」の中心的な教材である、大腸菌を緑色蛍光タンパク質(Green Fluorescent Protein: GFP)の遺伝子を用いて光らせる形質転換実験と、遺伝子組換え食品からDNAを抽出して、PCR(Polymerase Chain Reaction)とアガロース電気泳動法を用いて組換え遺伝子を検出(検知)する実習の2つを行います。実習ではバイオ・ラッド社の教育教材を使用します。さらに、今年度はゲノム編集食品の安全性と規制に関する講義も行います。
なお、所定の時間の10分の7以上を出席された方には、修了証書を授与します。

5.受講資格  
中学・高等学校の教員及び博物館等の教育施設の関連事業の担当者等、総括責任者が必要と認めた者。
理科教員以外の教員及び異分野からの参加も歓迎します。

*受講を希望される方は、筑波大学Webサイト「現職教育講座」の案内に従って応募してください。
令和元年度の申し込みは11月15日に終了いたしました。

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