SATREPSとは

地球規模課題対応国際科学技術協力 

Science and Technology Research Partnership for Sustainable Development

SATREPS(サトレップス)とは、独立行政法人科学技術振興機構(JST)独立行政法人国際協力機構(JICA)が共同で実施している、地球規模課題(注釈1)解決のために、日本と開発途上国の研究者が共同で研究を行う3〜5年間の研究プログラムです。

(注釈1) 地球規模課題:一国や一地域だけで解決することが困難であり、国際社会が共同で取り組むことが求められている課題(環境・エネルギー問題・自然災害(防災)・感染症・食糧問題など)

平成24年度(2012年度)
メキシコ遺伝資源の多様性評価と持続的利用の基盤構築


メキシコ政府が、国家戦略として設立した国立遺伝資源保存センター(CNRG)の研究・運営活動支援を行い、気候変動対応に関する遺伝資源(在来伝統品種や野生種などの品種改良の源)の生育域外保全、遺伝資源の持続的利用の研究を行う。
国内および国際農業への重要性を考慮し選出した、メキシコ原産の植物遺伝資源を対象とし、遺伝子マーカーの作出、多様性の解析、解析情報を用いた遺伝資源管理、難貯蔵性種子の長期保存法の開発、開発した保存法のCNRGでの保存への応用を行う。
国際共同研究を通じ、遺伝資源にかかわる利益配分の事例を構築する。
CNRGの機能強化により、途上国同士の南南協力を通じた地域の遺伝資源保全技術普及の拠点化を目指す。

筑波大学ニュース PDF 319KB

  平成29年3月 メキシコからの国際遵守証明書 日本初獲得 


筑波大学 遺伝子実験センター SATREPS 公式ホームページはこちらから

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