渡邉和男 (Kazuo N. Watanabe, Dr., Prof.)

  筑波大学 大学院 生命環境科学研究科 構造生物科学専攻 
  つくば機能植物イノベーション研究センター (T-PIRC)
  遺伝子実験センター 教授

  筑波大学 遺伝子実験センター センター長 (2014年4月〜2016年3月 )
        大学院生命環境科学研究科 生命産業科学専攻 専攻長
        (2013年4月〜2015年3月 )

        グローバルコモンズ機構 国際交流支援部門 部門長
        (2014年4月〜 )

          留学生センター長 (2008年4月〜2015年3月))
                                                     Program Managing Director AIMS-RIJ(TAG)


     筑波大学 業績詳細



 1960年大阪府生れ。1979年茨木高校卒業後、神戸大学農学部生物資源学科卒業。
 同大学大学院修士課程修了、米国University of Wisconsin-Madison博士課程修了
 (Ph.D. 植物遺伝学・植物育種学)。

国際機関である国際イモ類研究センター(Centro Internacional de la Papa, Lima, Peru)の研究員、主任研究員、研究室長としてイモ類遺伝資源の保全と利用をバイオテクノロジーを用いて行うことに従事。ペルーでのテロから避難するため1992年より米国Cornell大学の遺伝育種分野助教授としてナス科植物のゲノム解析と分子育種に勤めた。

その後は、近畿大学生物理工学部助教授、Cornell大学在外準教授そして国際植物遺伝資源研究所(IPGRI、ローマ本部) 名誉研究員を兼職して、植物遺伝資源の保全と利用に関する研究及び社会啓蒙に幅広く従事。2001年4月より現職として、植物遺伝子多様性と組換え植物の環境影響の関係について社会との対話を進める研究に焦点を置く。現在、IPGRI名誉研究員、米国Cornell University客員教授、国連大学高等研究所客員教授。

研究分野は、「植物遺伝資源から無限の価値を探り出すこと」を目的に、遺伝学、育種学、分子生物学等からのアプローチを取っている。著書は主に英語で十数冊(含分担著作)。渡邉・渡邉「英語で学ぶ生物学」コロナ社を入門書として参考にされたい。

趣味は、晴耕雨読と格闘技。高校時代の得意でない課目は英語。水泳は楽しかった。

Cornell University
http://plbrgen.cals.cornell.edu/cals/pbg/people/adjunct.cfm?netId=kw29
筑波大学
http://www.sbs.life.tsukuba.ac.jp/Watanabe/Watanabe.html

* 2015年3月 イラン政府最高位の科学技術賞 "The 28th Khwarizmi International Award"を受賞いたしました


  * 2009年4月14日 平成21年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞(理解増進部門)受賞
業績名:遺伝子組換え植物のリスク管理と研究開発の理解の普及啓発
 

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